エコプラザさばえ 土曜塾報告



土曜塾とは?

 完全学校週5日制の実施を背景に、地域の教育力による人間性豊かな青少年の育成が求められています。土曜塾は地域の方々と共に学び共に遊ぶ異世代交流を中心に充実した体験活動を通じて小学4年生〜中学2年生の子ども達を対象に環境学習プログラムを提供することを活動内容としています。

 17年度の参加児童の感想はこちら


 2006年2月25日、今年度最終回になります第7回エコプラザ土曜塾を、鯖江市民活動交流センター大会議室にておこないました。

 主な中身は『myはしづくり』と『修了式』でしたが、まずそれに先だって「なぜ、土曜塾でmyはしづくりをするのか」という視点からミニレクチャーを開きました。

 講師は、福井大生・岩佐由紀さんです。1回使われて捨てられてしまう割り箸の話から入り、日本でどれだけの割り箸が捨てられているか、その割り箸はいったいどこから来てるのか、といったお話を子どもたちにも分り易く説明してくれました。

 外で食事をする際、輸入されて防腐剤のいっぱいかかった割り箸で食べるより、myはしを持参して食べたほうがずっと美味しいよと実感のこもった話に、子どもたちと共にスタッフもうなずいて聞いておりました。

講師・岩佐由紀さん


講師・山口ちとせさん

うまく切れるかな?

あなたにピッタリのお箸サイズは?

 次に、はしの絵付けをおこないました。講師は【山ふところ工房】の山口ちとせさんです。

 最初に、自分の手の大きさに合わせてのこぎりではしをカットしました。手の親指と人差し指をパァに、間が直角になるよう開いて、何cmか計ります。これを‘一咫(あた)’と数えるそうです。そしてその人に適したはしの長さは‘一咫(あた)半’なんだそうです。


 さて、いよいよ絵付けです。子どもたちもスタッフもなかなか真剣です。彫刻刀で彫って絵柄をつける本格派もいました。個性が炸裂(?)して楽しい時間でした。

 次に、はしの持ち方教室、ゲーム大会と進みました。はしの持ち方は大人も充分参考になり、また豆つまみなどのゲームは子どもたちのほうが概ね優秀でした(苦笑)ゲームでは上位3名に講師から‘myはし袋’がプレゼントされ皆から羨望の視線を浴びていました。


 偶然ですが、講師お二人とも御着物での登場でした。岩佐由紀さんは、お母様から譲り受けたという御着物で、山口ちとせさんは、さすがに着慣れていらっしゃる立ち居振る舞いでした。

 修了式では、辻子エコプラザ副理事長よりご挨拶を頂戴しました。

 そして、修了証の授与を一人一人におこないました。子どもたちと目をしっかり合わせて握手するこの瞬間は、もう本当に感無量です。最後は皆で「全力少年」を合唱しました。

 この曲は、昨年11月の「さばえ自主映画祭」で大賞を受賞した土曜塾のムービーでBGMに使った思い出の曲です。スタッフ・今村君の生ギター演奏が大好評でした!





だんだん出来てきた!

ゲームの前にも「いただきます」

〜ボランティアスタッフのみなさんより〜

NPOセンターの皆様、1年間お世話になり有難うございました。スタッフ一同、感謝しております。【土曜塾塾長  鈴木 早苗】

修了証書をもらった後の子どもたちの表情はとてもよかったです。自分が今までに書いたふりかえりシートを読んだり、友達のを見たりして、楽しそうでした。また、こんな子ども達が来年の2月にも見れるといいです。【赤松 かおり】

修了式では涙が止まりませんでした.クリスマス会でも涙が止まりませんでした。一年間ありがとうございました<m(__)m> 【しばちゃん】

ボランティアスタッフは皆元気いっぱい!
若者パワー☆


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