2000年に始まり2003年までに4回を数え、鯖江市の西山公園及びその周辺で開催されてきた「SABAEみんなのフェスティバル」。多い時では約6000名もの方々にご参加、ご来場いただきました。

鯖江市内児童の作詞で、鯖江市出身の歌手・山本実枝さんが歌う「サバ・サバ・サンバ！！」のリズムに乗って、ダンスコンテストや園児によるダンスステージ、サンバステージや仮装パレード、そして諸団体による屋台出店などで、にぎやかで楽しい企画を進めてきました。

たくさんの方々の参加のおかげでとても華やかで盛大な祭りとなり、心待ちにしてくれるダンスやサンバの愛好家も年々増えてきました。「子供から大人まで楽しめる市民参加型の祭りをつくりたい」という我々の目標に、少しでも近づけたのではないかと思っております。

しかし、「SABAEみんなのフェスティバル」は、昨年（2004年）に福井県を襲った豪雨災害の影響の為、やむを得ず中止という形になってしまいました。鯖江市制50周年である2005年の「集大成」を目指して、毎年たくさんの市民の皆様にご協力をいただいてきたにも関わらず、「集大成」を残せなかった事を大変残念に思っております。

また、この場をお借りして、これまでご支援いただきました皆様に心より感謝申し上げます。

真夏の暑い一日、鯖江のまちにサンバのリズムが響いたこと、西山公園で踊ったことを子供達は覚えていてくれるでしょうか・・・。いつかまた、サンバのリズムが鯖江に楽しい夏を連れてくる日が来ることを願っております。

＜仮装する人々！！＞