カンガルークラブ福井 さん
1000gに満たない赤ちゃん
その命がチカラをくれる
●自分を責めなくていいんだよ
様々な理由で、とても小さく生まれてくる赤ちゃんがいます。
出産の直後から専用の保育器に入るため、お母さんがその腕に抱きかかえられるようになるまでにも長い日にちがかかります。
不安が押し寄せたり、自分を責めたり…経験したお母さんやお父さんでないと思いも寄らない“苦しさ”は、病院や行政のケアだけでは満たせないこともたくさんあります。
カンガルークラブ福井さんは、そんな、リトルベビーの親御さんたちのサークルです。
2010年から月1回の活動をスタートさせ、講演会や写真展を開催しています。
全国とつながる活動の中、母子手帳の低体重児版とも言える「ふくいリトルベビーハンドブック」も2023年に発行されました。
まずは、孤立しがちなお母さん・お父さんたちとつながって、支えていくこと。
そして一般の人たちにも、リトルベビーの存在や、命の持つ大きな力のことを知ってもらうこと。
つい最近は、そんな小さな赤ちゃんの成長にも役立てられる「母乳バンク」の啓発活動にも協力し、新聞やTVのニュースなどで発信されました。
悩みの中にいるお母さんたち…それでも保育器の中で頑張っている赤ちゃんの姿は、間違いなく「チカラをくれました」というお話は、本当に印象に残りました。
すべての命の尊さを教えてくれるとともに、一般の皆さんへの発信や連携を進める活動も続ける貴重な団体さんです。
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