「生態系ピラミッド」の視点をベースに、「カラーライン」でカードをつなげる仕組みに落ち着いた基本コンセプト。
できることなら、実際の捕食関係を再現できるようなしかけに出来れば…と思いましたが、実際にはそう簡単ではないことに気がつきます。
なにせ「生きもの」カードの種類が多い!
逆に、その全てを捕食関係だけでつなげようとしても、お互いに“相手”が少なすぎて、ゲームが破綻してしまう可能性が大です。
ピラミッドのトップに置く生きものを決めて、その下の食物連鎖に関わる生きものだけでカードセットを作ればそれらしいものに近づけそうでしたが、そうなると逆に「いばしょ」や「生きもの」のバラエティーが失われてしまう。
ゲームの魅力として「生きものがたくさんいるワクワク感」はハズせないと思っていたので、「食べる/食べられる」以外に、「同じエリアに棲んでいる」ことや「助け合ったり」することも含めた関係性も、カラーラインの“つながる理由”に含めることにしました。
そしてもうひとつ。
オールマイティーにつながれる「虹色ライン」の採用で、つながるカードの組み合わせを、より多彩にする道筋も確保。
「虹色ライン」は、ピラミッド作成の難易度を下げることが主な目的でしたが、結果的に「この生きものたちが、どんな関係でつながっているのかな?」と想像できる余地を大きくする効果もありました。
そして、その「虹色ライン」をたくさん持っているのが、「レンジャー」のカードたちです☆