窪田 正一 さん
「自分がスッキリ」するから10年続いたんだなぁ
●鯖江駅前のお掃除を人知れず続けた10年間
60歳の頃から健康のために始めた30分ほどの朝の散歩。窪田さんの朝の習慣です。
65歳の頃、そのルートにあるJR(現ハピライン)鯖江駅の駅前に、ゴミやたばこの吸い殻が散らばっているのに気づき、家の掃除道具を取りに帰って始めたお掃除を、今も、ほぼ毎日続けています。
なぜ続けて来られたのか。
その答えは「自分の気持ちがスッキリする」からだとか。
もちろん、駅の周辺が清潔で綺麗になることで誰かのためになっていることも嬉しいのですが、自分の心に生まれる“スッキリ”がなくては、ここまで続けてこられなかったのかもしれません。
「地域」や「コミュニティー」のためになることと、自分自身の「喜び」を重ね合わせること。…そこに「市民主役」のヒントが隠れているようにも思いませんか?
この活動の他にも、県の健康マージャン組織のトップも務め、市民まちづくり応援団、さばえまつりをはじめ、様々な市民活動への参加など、日頃から「自律」した目線で地域や行政との関わりを見つめ、行動する窪田さん。
お話の合間に見せる、素直な笑顔も印象的でした。
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