鯖江市「市民主役」の歩み2021

~サバヌシ総会2021事前資料集~

2021年3月21日(日)開催の「サバヌシ総会2021」
昨年度は、新型コロナウイルスの感染拡大のために中止となりましたが、今年は、Zoomによるリモート開催を柱に行われます。
「鯖江市民主役条例」設定から10年が過ぎ、サバヌシとしてこれまでをふり返り、未来に、よりよいカタチで「市民主役」をつなげていくこと。
そのための新しい視点・提案を共有することも、今年の総会の目標です。

これまでにくらべ、内容をギュッ!と濃縮し、時間もコンパクトにした当日のプログラム。
より楽しんでいただくために、鯖江の人々が思いを託した条例仕組み活動などについておさらいしていただくことを目的として、このページを作りました。
もしかすると新しい発見もあるかもしれません。
ぜひ、それぞれのリンクの先で、鯖江の「市民主役」の歩みをふり返ってみてください。

「鯖江市民主役条例」について

2010年(平成22年)4月1日から施行された、全12条からなる理念型条例です。
細かな規則ではなく、「市民主役」の考え方によって、鯖江をどんなまちとしてとらえ、よりよい地域として存続していくのか。
その基本となる「羅針盤」とも言える条例です。

「市民主役条例推進委員会」について

条例の3ヶ月後(7月)に結成された、市民の有志(ボランティア)による組織です。
それぞれの条文内容に対応した、特色ある「部会」がいくつかあり、市との協定により、いろいろな提言や提案を行ってきました。
代議員を通じた「議会」と、直接選挙で選ぶ「首長」の共存が、日本の自治体の正式なガバナンス(治めかた)の形ですが、この委員会は、より市民に身近な目線でそれを補完し、行政と向き合える可能性があるものだとも言えるでしょう。
その誕生のものがたりや、それぞれの「部会」が関わり実現したプロジェクトにもご注目ください。

「サバヌシ総会」について

「サバヌシ」とは「江の株」の意味。
市民と地域(あるいは自治体)との関わりを考えると、市民は「お客様」ではなく、管理・運営に責任のある「株主」により近いというのが、その言葉の根っこにあります。
学生のネーミングと発想から生まれた「サバヌシ総会」は、2018年(H30)の2月に初めて開催され、多くのサバヌシたちの「活動発表」、未来の鯖江を自由な発想でデザインするワークショップ「未来会議」、頑張る地域団体の出展を披露する「大博覧会」など、バラエティーあふれる企画で、年ごとに進化を続けてきました。
市民主役の考え方をイベントに落とし込んだ、とてもシンボリックな事業のひとつです。

◇「鯖江市民主役条例」評価アンケートについて

条例の各条文ごとの「進捗度・満足度」について、評価アンケートを行っています。
まだの方は、ぜひご協力ください。
■ご回答締切り:2021年3月16日(火)

◇「ザバヌシ総会」参加お申込みフォーム

お申込みフォームから「サバヌシ総会2021」のお申し込みもすることができます。
今回はZoomでのリモート参加をオススメしています。
どうしても難しい場合はご相談ください。
■開会日時:2021年3月21日(日)13:15~15:00(予定)
■お申込み締切り:2021年3月16日(火)
■お申込み に関するお問合せ:
 認定NPO法人さばえNPOサポート 事務局
 info@sabae-npo.org
 TEL:0778-54-7055 FAX:0778-54-7058

それでは、ぜひ当日お目にかかりましょう。